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保育指針

【私達が目指す保育とは?】
人としての土台を作る「根っこ作りの保育」です
豊かな土壌で育つ樹は、土中深く根を下ろします。
根っこが深ければ大きくなっても倒れません。そういうイメージを持って保育を行っています。
【ここが違う!保育園・認定こども園】

保育園
認定こども園
管 轄
厚生労働省
内閣府・文部科学省・厚生労働省
種 別
福祉施設(児童福祉法)
幼保一体型施設
教育・保育の内容の基準
保育所保育指針
教育保育要領
先生の資格・名称
保育士
保育教諭
保育に入れる条件
保育に欠ける状況
保育に欠けていなくても可
入園可能年齢
0歳~小学校就学前
0歳~小学校就学前
保育時間(開所時間)
教育・保育を行う時間
7:00~19:00

7:00~18:00
(標準保育時間)
9:00~17:00
(短時間保育時間)


原則8時間
7:00~19:00

9:00~13:00
(教育時間)
7:00~9:00
(預かり時間)
13:00~18:00
(預かり時間)

(4時間も可能)
延長時間
延長保育
延長保育
給 食
義 務
義 務
保育料
市町村の徴収基準による
市町村の徴収基準により園が徴収
入園申込
市町村の担当窓口・園
市町村の担当窓口・保育園
【こども園の二つの機能とは?】
①就学前の子どもに、幼児教育と保育を提供する
②全ての子育て家庭を対象に、子育て不安に対応した相談活動や親子の集いの場の提供などを実施する
【保育所保育の中での幼児教育の位置づけは?】
保育所保育における教育に関して、主体的な遊びを中心とした教育的活動の時間の設定を意識した保育の計画を立てることが重要である。
また、保育所での長時間の生活という特性に配慮した時間の過ごし方が重要である。(幼稚園教育保育要領)
【では、実際の保育では何をするのか?】
みつる保育園では、課業に取り組みます
*課業には主に、環境認識・わらべうた・体育などがあります。
保育士が計画した課業を、1日に20分ほど継続していくことで、幼児期に育んで欲しい「10の姿」に近づくのではないかと考えています。
「10の姿」とは?

「10の姿」2018年4月に改定された文科省の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領で重要なポイントとして位置づけられました。1歳児から小学校入学前の6歳児までに養っておきたい姿を10の項目を挙げて示した内容で、幼稚園、保育所、認定こども園共通の指針とされています。
 (1)健康な心と体          (6)思考力の芽生え
 (2)自立心              
(7)自然との関わり・生命尊重
 (3)協同性              (8)数量・図形、文字等への関心・感覚
 (4)道徳性・規範意識の芽生え     (9)言葉による伝え合い
 (5)社会生活との関わり        (10)豊かな感性と表現

「10の姿」は、幼稚園・保育所・認定こども園 共通の指針です。

いずれの項目も育てるべき能力や目標点といった達成を求められる課題ではなく、あくまで育ってほしい方向性を表したものです。中央教育審議会文部科学省への答申で「幼児が生活や遊びの中で感性を働かせて良さや美しさを感じ取り、できることを工夫して使えるようにすることが重要」と指摘しています。

遊びや他者との関わりの中で習得

「10の姿」は幼稚園の先生や保育士らが厳しく教えるようなものではありません。
幼稚園や保育所などで自然に身に付けていくものです。協同性や道徳性・規範意識は友達と遊ぶ中で協力し合い、互いを思いやることで習得していきます。
そうした友達との遊びをはじめ、先生や保育士、地域の人たちと関わることで社会や地域とのつながりを持つことにもなります。

健康な心と体は日常生活の積み重ねから

健康な心と体は成長段階に合わせた遊びや普段の行動の中で養っていくものです。
幼児は遊んでいるうちに多様な動きを経験し、体の動きを調整できるようになります。
危険なことや場所が分かるようになるのも遊びの中からです。
おいしいものを食べることは、食べ物に対する興味を生み、食の大切さに気付くきっかけになるでしょう。
5歳児になると1日の見通しが立てられるようになり、先の見通しを持って行動することを覚えます。
これも日常生活の積み重ねから少しずつ学んでいくことの一つです。


自然との関りは五感で学ぶ

幼児に「自然は大事、命は大切」と訴えたところでなかなか理解してもらえないこともあるでしょう。
本来、自然との関りや生命を尊重する気持ちは、昆虫を育てたり、草花を観察したりする中で五感を通して覚えていくことです。頭で理解するというよりは、体で覚える性質のものだといえます。したがって、幼稚園や保育所などでの日常に身近な自然や生き物と触れ合う機会を持つことが欠かせません。

言葉や文字との出会いの場が必要

幼児は遊びの中で言葉を伝え合い、コミュニケーション能力を高めていきます。
少しずつ言葉を覚えていく中で次第に感覚が豊かさを増し、先生や友だちと心を通わせることができるようになっていきます。絵本や童話と親しむこともその第一歩といえるでしょう。
やがてその積み重ねが思考力や判断力、表現力を養うことにつながります。
言葉や文字とどう出会い興味を持てるようにするのか、認定こども園で真剣に考えていきたいテーマです。

数量や図形への関心は周囲の大人も一緒に

数量・図形、文字などへの関心は、読み書きを教えることを指しているわけではありません。
絵本や普段の遊びの中で幼児に数字や図形、文字と触れ合わせ、関心を引き出していくことを意味しています。遊びの勝ち負けを判断するために人数を数えたり、遊びの目的でひらがなの看板を書いたりすることも、幼児が関心を持つきっかけになるでしょう。
幼児がどのように数字をとらえようとしているのか、どんな考えを持っているのかなどについて、周囲の大人が一緒になって考えていくことが必要になってきます。

「10の姿」を園内学習や遊びのヒントに

「10の姿」は小学校入学までに身に付けるべきものではなく、小学校に入学したあとも継続して育んでいくものです。乳児期から幼児期、小学校まで教育がつながっていく中で、子どもたちが健やかに成長できるよう「10の姿」を園内での遊びや学習のヒントに活用していきたいと考えています。
乳児保育の目標:身辺自立の確立と遊びの援助

乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、
特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、
豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われます。
その後の生活の基礎を築く大事な時期ですので、
丁寧な保育を行いながら身辺自立を目指します。
幼児保育の目標

「子どもは、遊びを通して、仲間との関係を育み、その中で個の成長も促される」
子どもの遊び=学びです。年間を通して遊びの質を高めていきたいと思います。
豊かな自然環境の中で感性が育つ

「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、
思いやり、憐み、讃嘆や愛情などのさまざまの形の感情がひとたび呼びさまされると、
次は、その対象についてもっとよく知りたいと思うようになります。」
地域との繋がりの中で育つ・講師との交流の中で育つ 

保育園は、大矢野町上小学校校区内の賤ノ女地区にあります。
この地域の方々のご協力のお蔭で、子ども達はたくさんの伝統行事など経験することができます。散歩に出かければ、畑でお仕事をされていらっしゃる方から
お野菜やミカンを頂いて帰ってきたりして地域の皆さんとの繋がりの中で
健やかに育っていきます。
また、年長児は1ヶ月に一度、外部講師を招いての木工教室、英語教室を体験します。
食の体験を通して育つ

乳幼児期の食の体験が、一生の味覚を支配すると言います。保育園では、畑の野菜や
裏庭の果物などを使って、たくさんの食の体験をします。
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